Atelier Escha & Logy - Alchemists of the Dusk Skyのレビュー
黄昏二作目にあたる本編は、その主人公たちを、書類仕事と四半期ごとの任務の間、中央の役所の一室に据える。美術は、書類のかたわらに整えられた蒸留器という、楽天的な仕事場の喜劇の調子をとり、空の探索は広い眺望を開く。世界の衰えを前に、画面は勤勉で安心させる明るさを育む。
アーシャの憂いに逆らい、音楽はより温かく軽快になる。陽気なリズム、明るい旋律、厚みのある編曲が、二人組の錬金術師と、その職場のチーム精神に寄り添う。楽曲は黄昏の空気を楽観の音で持ち上げる。息切れする世界にもかかわらず、勢いよく仕事を片づける二人の同僚のそれだ。
物語は二人で演じられる。エスカかロジーを選んで演じ、それぞれが同じ職場のなかで自らの筋を差し出す。大きな危険から離れ、物語は仕事の日常に妙味を見いだす。果たすべき目標、支えるべき同僚、ささやかな事務の勝利。衰えゆく世界を前に、この良い仕事の楽観が、慎ましく明るい導きの糸の役を担う。