Banjo-Kazooie - Nuts & Boltsのレビュー
世界は玩具箱として差し出される。原色の積み木と車輪とプロペラを一つずつ組んで作る乗り物、単純で丸みを帯びた背景、艶のあるプラスチックの登場人物。作業場が作品の中心に据えられ、他人が拵えた不格好な機体が走り回るのを眺めることも見世物の一部になる。
グラント・カークホープは1998年に自ら書いた主題を管弦楽で弾き直させる。音源チップのために書かれた旋律が金管と弦で鳴り渡るのだ。さらに曲は組み上げた機体に合わせて変わる。小さな車輪の乗り物には軽い編成、発動機を足せば重い編成へ。音楽が手製の代物を実況しているのだ。