Call of Duty - Black Ops IIのレビュー
本作は二つの時代を、正反対の意匠で交互に描く。八十年代は暖色とフィルムの粒子、中米の密林と埃っぽいアフガニスタン。2025年は冷たい青、無人機、触れて操る画面、滑らかな面。この色の対比が説明の字幕を不要にし、最初の一枚からどちらの時代かが色で読み取れる。
二つの時代には別々の音の扱いが与えられる。過去には電気ギターと生の打楽器、未来には電子的な音の層と歪んだ低音。主題どうしは時代をまたいで呼応する。敵役に結びついた型だけは両方の語法に現れ、境界を越える唯一の要素として、本人が姿を見せる前にその存在を告げる。
筋は一人の人物を通して二つの世代を結ぶ。過去ではその男の形成が、未来ではその行動が追われるため、動機にはこの分野では珍しい厚みが生まれる。道中で下すいくつもの判断が結末を実際に変え、終わりは書かれていない。最後の一択ではなく、具体的な行いの積み重ねが結末を決めるのだ。