ナチゾンビ・モードを生み出した記念碑的作品。マップ「Nacht der Untoten」で窓を塞ぎ、武器や扉を購入しながら波また波を凌ぐ——カルト化した「あと一周だけ」の原点そのものだ。成長要素と特典を備えた俊敏な対戦、協力プレイ可能なキャンペーンも光る。正直な難点は、一本道の構成と時代を感じるAI。
Call of Duty World at Warの流通の少ない地域版で、韓国版やロシア版を含み、実物流通の限られた市場に出た。西欧版や米国版よりかなり希少で、ゾンビモードの揺りかごの記録の乏しい現地発売を集める収集家の関心を引く。魅力は主にこの地理的希少性に依る。
みんなで遊ぶ楽しさ
ナチ・ゾンビの発祥地たる本作は、ナハト・デア・ウントーテンのマップでカルト的協力モードの幕を開ける。窓をバリケードで塞ぎ、アンデッドの波に耐え抜くのだ。さらにキャンペーンを最大四人の協力で遊べる初のCall of Dutyでもある。荒々しく鋭い対戦がこれを締めくくる。当時の公式サーバーはもはや保証されないが、ゾンビの原点たる戦慄と多人数キャンペーンは今も力を失わない。
Call of Duty - World at Warは2026年でも遊ぶ価値がある?
ワールド・アット・ウォーは最も陰惨で過酷な第二次大戦のCall of Dutyで、華やぎを泥と火と前線の恐怖に置き換える。太平洋と東部戦線のキャンペーンはシリーズに珍しい生々しさを保ち、容赦ない暴力が支える。何よりここでゾンビモードが生まれ、今や定番となり、その協力の楽しさはローカルで無傷だ。対戦マルチはPS3のサーバー閑散に苦しむ。荒々しい空気と礎たるゾンビゆえ、今なお時間を割く価値が十分にある。