Conker - Live & Reloadedのレビュー
不遜なユーモアの緻密なカートゥーン──丁寧な毛並み、色彩豊かな背景、表情ゆたかなアニメーションが、大人のパロディへとひねられた子ども向けの世界をつくる。描画の豊かさと視覚的な創意が、レア社の手腕を物語る。丁寧でいかれたこのアートディレクションが、愛らしさと不条理の対比を見事に弄ぶ。
ロビン・ビーンランドの手による音楽が、西部劇からホラー映画まで、大作映画の管弦楽パスティーシュを、心躍るパロディのユーモアで次々と重ねる。どの場面も、途方もない独創性で映画の約束事を逆手に取る。大胆で抱腹絶倒のこの音の豊かさが、この風刺のはじけた魅力のすべてを成す。
可愛らしいアクションゲームの装いの下で、酒好きのリスの冒険は、名作映画のはちゃめちゃで下品なパロディへと姿を変える。大人向けのギャグと急な調子の変化に満ちたこの物語は、意外なほど苦い結末を隠している。ジャンルの流れに逆らうこの不遜な風刺が、本作にカルトの地位を築いた。