Dead Cellsのレビュー
ぎりぎりで回避し、受け流し、打ち込んでまた飛び出す。武器の手応えは中毒級で、数分で引き込まれる。ローグライト構造は罰を与えても理不尽ではなく、死ぬたびに別の無茶を試したくなる。メトロイドヴァニア風の寄り道はすべてを漁りたくさせる。滑らかなドット絵、完璧な携帯性、最近の競合相手にも一歩も引かない切れ味。
斬り、回避ローリングし、隙なく連撃を繋ぐ。戦闘は爽快な流麗さで弾ける。毎回新たな武器と組み替わる経路が用意され、死んでも即座にまたやりたくなる。鋭いテンポと豊富な武器が、決して鈍ることのない陶酔的な緊張を保ち続ける。
斬り、躱し、コンマ数秒でパリィし、扉を蹴破って未知の部屋へ――まず釣られるのは切れ味鋭い戦闘の手応えだ。死ねば最初に戻るが、武器や変異、開通した近道は残り、挑戦のたび一歩先から始まる。挙動がまるで違う武器の数々が「あれを試すだけ」と再挑戦を促す。留保点は、すべてを失い直す永久死が、それを嫌う者には苛立ちになりうること。