Disgaea D2のレビュー
ラハール初登場の直接の続編たるこの冒険は、若き魔王を、どこからともなく現れた妹との騒動へと連れ戻す。相変わらず不遜なまま、物語は今度は血の絆と、認められたいという願いを掘り下げる。初期からのファンを喜ばせる、いたずらっぽい原点回帰だ。
シリーズの常軌を逸した仕組みへ再び潜り、レベルを積み、めまいのする数字を目指して各システムをいじり倒す行為が、最後の一戦への欲を延々と煽る。チームの最適化とアイテム界の探索が執念に報いる。数字の上積みは初心者を戸惑わせるが、戦術の奥深さが、手放しがたい吸引力を放つ。
ラハールのネザー帰還は名目にすぎず、その先で華麗な育成が待つ。積層ダンジョン、アイテム探し、めまいを誘う数値成長が、限界の見えないやり込みを再び開く。風変わりな笑いが作業の重さをほぐし、また一周を促す。この機構的な大盤振る舞いが、戦術好きの間で輝きを保たせる。