F.E.A.R. 2 - Project Originのレビュー
美術は、弾道のスローで頂に達する。加速された反射が世界を遅くし、画面は宙吊りの弾の尾、空中で凍る漆喰の欠片、火花の雲へスローで弾き飛ばされる敵で満ちる。実速の混沌より読みやすいこの分解された破壊の舞が、ゲームの視覚の見せ場となる。一コマずつ見る銃撃戦の振り付けだ。
音の対比が、恐怖を機械の轟音に対置する。恐怖の場面は沈黙で演じられる。呼吸の音、遠いきしみ、少女のささやき。次いでゲームは動力装甲の操縦を委ね、混合が爆ぜる。サーボ、重砲、砕かれた鉄板がすべてを覆う。ひそやかな親密な恐怖と、耳を聾する機械の力とのこの交替が、進行を激しい断絶で刻む。
物語は、身体を欲する祟りのものだ。精神の実験に砕かれた女の霊アルマは、もはや復讐だけを求めない。己を存え延ばそうとし、演じる兵士に目をつける。追跡は肉の執着へと転じ、犠牲者が意に反して種となる結末に至る。恐怖は倒すべき怪物からではなく、その大義とともに死ぬことを拒む幽霊の欲望から来る。