Guitar Heroのレビュー
ギターの神々への讃歌たる本作は、あの名高いプラスチック製ギターでかき鳴らす、ロックとメタルの名曲の奔流を繰り広げる。伝説的なリフから狂熱のソロまで、どの曲も、より大きく、より速く弾きたい衝動を奮い立たせる。この伝染する電撃的な熱量が、速弾きを茶の間の現象に変えた。
プラスチックのギターを握り、ロックのリフに合わせて流れる音符を決めることが、瞬く間に抗いがたいロックスター気分になる。指がリズムをつかみ、ノーミスでつなぎ、ソロを炸裂させる感覚は、純粋な高揚だ。とっつきやすく、痺れるようで、名曲だらけ。ジャンルそのものを広め、お茶の間を沸かせた一本だ。
ネックを駆け下りる色とりどりのノーツを、リズムぴったりにストロークで繋いでいく——本物のソロを弾いている高揚した錯覚が宿り、曲を制覇しようと弾き直したい衝動が尽きない。スター、スコア、新曲がセットリストを更新し続ける。パターンの反復とプラスチック製ギターは限界を見せるが、このステージの興奮は猛烈に伝染する。