Hatsune Miku - Project Diva Fのレビュー
まばゆいバーチャルのライブ、丁寧にデザインされた歌姫たち、色彩豊かな舞台演出──リズムゲームが、光の奔流のなかで日本のポップを讃える。振り付けのなめらかさと色彩の輝きが、陽気なエネルギーにあふれている。生き生きと丁寧なこの視覚演出が、どの曲もステージの見世物へと変える。
ゲームの核心では、初音ミクの合成音声に乗った数十曲のボーカロイドのヒット曲が、エレクトロポップ、バラード、疾走する楽曲を次々と連ねる。音楽はボタンを押す一つひとつを司り、リズムとパフォーマンスを融合させる。色鮮やかで心躍るこのポップの熱量こそ、ボーカロイドファンの喜びそのものだ。
アイコンが重なる中、拍子よく押す——耳に残るポップな楽曲と、ヴァーチャルディーバを彩る目もくらむ映像に乗せて、楽しさは即座で、たまらなく心躍る。高解像度が振り付けを際立たせ、次々と遊びたくさせる。とっつきやすくも歯ごたえがあり、ひとつの文化現象を華やかに祝う、豪奢なリズムゲームだ。
耳に残る曲でアイコンをテンポぴったりに叩く行為が、各曲を即座に遊び直したい精密さの小さな挑戦に変える。モジュールやアクセサリーを集め、パーフェクト評価を狙うことが成長を保つ。高い難度は手をこわばらせ内容も的を絞るが、音楽と反射神経の融合が、絶え間ない牽引力を保つ。