Legacy of Kain - Soul Reaverのレビュー
クリスタル・ダイナミクスによるソウルリーバーは、崩れた大聖堂と目もくらむ深淵の、ゴシックで朽ちたノスゴスを築く。建築をゆがめる物質界と霊界のリアルタイム切り替えという視覚的妙技が、探索を昇華する。有機的な質感、痩身のレイジエル、青ざめた光が、暗く魅惑的な空気を成す。
カート・ハーランドの楽曲は、ソウルリーバーを暗く墓所めいたアンビエントで包む。洞窟のようなシンセのパッド、幽霊めいた合唱、不協和な音塊が、世界の切り替えに実時間で応じる。この有機的で変化する音楽がノスゴスの廃墟を呼吸させ、聖なる不穏と絶えぬ重みを保つ。稀有な統一感を持つ音の宝石。
エイミー・ヘニッグが手がけた物語は、吸血鬼ケインの腹心レイジエルが深淵へ落とされ、復讐に渇いた魂喰らいとして甦る姿を追う。シェイクスピア調の台詞、卓越した声の演技、裏切りと運命と自由意志の主題が、このダークファンタジーを凡百から遥かに引き上げる。野心的で忘れがたい脚本。