Lumines IIのレビュー
純粋な共感覚──輝くブロック、脈打つ背景、音楽の律動とともに移ろう色彩が、催眠的な気品のパズルをつくる。映像と音が、水口による感覚の体験へと溶け合う。そぎ落とされ脈動するこの視覚演出が、思考を美のトランスへと変える。
パズルのまさに核心で、電子音楽がゲームのリズムを司る──消したブロックの一つひとつが、催眠的なトランスのなかでビートに同調する。ハウスからテクノまで、楽曲がゲームプレイと音を稀有な気品で融合させる。洗練され心奪うこのエレクトロの個性が、本作を唯一無二の感覚体験にする。
続編は、新たなスキン、名高いミュージックビデオ、広がった選曲で音楽のトランスを豊かにする——バーの拍子に合わせてブロックをそろえる催眠的な楽しさはそのまま、装いはより多彩に。曲ごとに雰囲気が一変し、次々と遊びたくさせる。優美で病みつき、相変わらず心を奪う。天才的な公式を見事に延長した音楽パズルだ。
拡張された選曲のもと、走査ラインの通過に合わせてブロックをそろえていくと、ひとつのコンボが次を呼ぶ催眠的なループが生まれる。新たなスキンやクリップ、チャレンジが、最高得点への挑戦を絶え間なく呼び戻す。仕組みは前作にきわめて近いままだが、楽曲の拡充と反応するテンポが、即座で粘り強い引力を保っている。
背景の映像と拡張されたサウンドトラックで、この続編は催眠的な『ルミネス』のループを豊かにする。限界を押し広げ、曲を解放し、ハイスコアを狙う営みが、絶えずプレイヤーを呼び戻す。色あせない仕組みの上に積み上げられたこの内容の充実ぶりが、パズル好きが味わう再プレイ性を差し出す。