Metal Gear Solid 4 - Guns of the Patriotsのレビュー
現代の戦場、桁外れのスケールの映画的演出、新川によるデザイン──小島は、ビデオゲームの語りをその頂点へと押し上げる。背景のリアリズムとムービーのなめらかさが、絶え間なく見る者を圧倒する。暗く丁寧なこの視覚的野心が、ひと世代を画した。
ハリー・グレッグソン=ウィリアムズの手による音楽が、胸を打つ情感の映画的なオーケストラで、スネークの最後の任務を包み込む。老兵の物憂げな主題が、別れと戦争の重みを際立たせる。一級の映画にふさわしいこの音の広がりが、メタルギアサーガを見事に締めくくる。
早すぎる老いを迎えた伝説の兵士が、紛争の経済に支配された世界で、最後の戦を終わらせるべく旅立つ。サーガの記念碑的な結末として、物語は義務と犠牲をめぐる物悲しい別れのなかで、すべての糸を結び上げる。眩暈がするほど濃密なそれは、登場人物たちに、胸を打つ、報われた終わりを贈る。
迷彩を替えながら戦場を匍匐し、潜入か強襲かを選ぶ行為が、壮観な演出で常に押し進められるスパイの緊張を生む。武器の強化と敵の出し抜きが繊細さに報いる。極めて長いカットシーンは賛否を分けるが、隠密の遊び場の豊かさと結末を知りたい欲が、長く心を捉える。
PS3を象徴する独占作にして、ソリッド・スネークの物語の幕引きは、長大なムービーと自由な潜入を交互に織りなし、各幕が攻略法と秘密の探求を誘う。メタルギア・オンラインとランク狙いが冒険を延ばす。感情の重みと再挑戦性を備えたこの映画的な別れは、懐深い叙事詩の評価を保つ。