Need for Speed - Underground 2のレビュー
遊びの締めくくりは撮影会である。仕上がった車が撮影用の背景の前へ据えられ、いくつもの角度から照らされ、選ばれた一枚が、紙面構成も見出しも備えた雑誌の表紙へ収まる。改造のすべては、走りの速さではなくこの最後の一枚によって、あとから正当化されるのだ。
音の調整が狙うのは明瞭さではなく、体に来る低音である。低域は再生装置を震わせるまで押し上げられ、隧道へ入った瞬間に高音がばっさり切られて、壁に反射する機関の残響がせり上がる。曲目の選定よりも、この場所の音響で遊ぶ工夫のほうが効いている。