Project Gotham Racing 3のレビュー
本体ローンチの看板作として、PGR3は都市をセンチ単位で写し取る。ボンネットに映る新宿のネオン、実在の看板が並ぶ五番街、直線を帯電させる夜のラスベガス。実写取材の大都市が市街地サーキットに再構成され、柵際の観衆が各コーナーに公道グランプリの空気を与える。
選曲はサーキットの地理に寄り添う。ロンドンの街路には欧州のエレクトロニカ、アメリカの舗装には尖ったロック、暦の時差とともに大陸を移る音。都市ごとの選曲が実在都市を走るという発想を延長し、選手権を音の世界一周に変える。