Ratchet & Clank - A Crack in Timeのレビュー
アートデザイン
音楽
シナリオ
遊べるピクサーにも値する色彩豊かなSFの世界、奇天烈な武器、光に満ちた多彩な惑星──すべてがグラフィックの創意であふれている。丸みのあるデザインと技術的ななめらかさが、陽気で温かな世界をつくる。丁寧で奔放なこの視覚の大らかさが、インソムニアックの手腕を余すところなく示す。
デヴィッド・ベルジョーの手による音楽が、叙事的な荘厳さとカートゥーンの遊び心を織り交ぜ、SF的な色合いの冒険的なオーケストラを繰り広げる。どの惑星も、ユーモアもアクションも際立たせる、固有の音の色を帯びる。大らかで霊感に満ちたこの交響的な豊かさが、二人組の銀河の旅を壮大に彩る。
とびきり奇抜でありながら創意に満ちた武器の数々が、時間を操るパズルや宇宙空間のパートと相まって、絶えず変化に富んだアクションプラットフォーマーを支える。撃ち、跳び、あらゆる武器を試すことは、今なお直に伝わる快感だ。Futureサーガの頂点たる本作は、機敏な操作性と惜しみないボリュームを保ち、変わらず楽しませてくれる。
続編は、巧妙な時間の謎、小さな惑星の探索、いっそう創意に富む武器で冒険を広げる。派手なアクションと賢い知恵比べを混ぜ合わせることが、絶えず楽しさを新たにする。色鮮やかで愉快、見事な作り込み。創意と魅力をたっぷり込めて三部作を締めくくる、模範的に気前のよいプラットフォームシューターだ。
ますます突飛な武器庫で敵を撃ち倒し、ボルトを拾い、武器を強化する行為が、次の面を呼ぶ痛快な強大化を生む。アクション、射撃、収集が間を置かず連なる。冒険は道筋が定まっているが、笑い、ガジェットの多彩さ、すべてを解禁する満足が、最初から最後まで引き留める。
フューチャー三部作を締めくくる本作は、本編の先にも寄り道の惑星探索やクランクの時間パズル、戦って強化する武器集めが続く。ガジェットで既存ステージに隠しボルトが現れ、チャレンジモードの強くてニューゲームが周回を促す。今なお遊び応え抜群と評される所以だ。