Real Bout Garou Densetsuのレビュー
二本の戦闘線という仕組みが、独特の舞台設計を要求する。闘技場はどれも奥行きを持って組まれ、手前と奥の線を背景が常に見分けさせなければならない。街路はそのために描かれており、段差のある照明や前景の物は、飾りではなく位置を測る目印として置かれている。
この系譜を代表する曲が、律動部をより前に出して録り直されている。押し出す低音、厚みを増した金管、拍子を追い立てる太鼓。曲は闘士と同じだけ街の界隈にも割り当てられ、前後の線を絶えず行き来する勝負にも付いていけるだけの柔軟さを保っている。