Splatoonのレビュー
蛍光色の飛沫、ストリートのファッション、すべてを塗りつぶすインク──不敵なグラフィックのポップさが、どの画面からも放たれる。チームカラーの鮮烈な対比が、戦況を一瞬で読み取らせ、同時に痛快にする。大胆で個性的なこの視覚の瑞々しさは、はじめから忘れがたい刻印を打ち立てた。
瑞々しくはじけた音楽が、抗いがたいシオカラーズに歌われる、創作言語によるインディーのポップロックを繰り広げる。どの対戦も、カルトな「シオカラ節」を含め、若く色鮮やかな熱量に脈打つ。大胆で心躍る唯一無二のこの音の個性が、最初から作品の他に真似のできないスタイルを打ち立てた。
地面をインクで塗り、イカに変身して自分の塗った跡を駆け抜け、相手より速く塗って優位を取り戻す——この秀逸な発想が、シューティングの常識をひっくり返す。機動力と陣地取りの融合が、切れ味鋭く陽気で、決して残酷でない対戦を生む。新鮮で粋、猛烈に独創的。多人数プレイに吹く一陣の清風だ。
地面をインクで塗り、敵の背後を取り、イカに変身して自分の色を駆け抜ける――その陣取りのループは、即座に新鮮だ。解放される武器、レベル上げ、三分間の試合が、すぐさま「もう一戦」をかき立てる。発売時の内容は薄かったが、この見事な着想は、切れ味鋭く驚くほど長持ちする吸引力を保つ。