Starwingのレビュー
途方もない技術の妙技として、本作は本機にリアルタイムのポリゴン3Dを出現させる──機体、敵、抽象的な宇宙が、息をのむ見やすさで描かれる。未来的で簡素なこの光景は、この機種では不可能に思えた。先駆的な大胆さをもつそのベクター的な美意識は、宇宙シューティングに深い刻印を残した。
3Dゲームの先駆けたる平沢肇の音楽は、伝説的な「コーネリア」から最も張りつめた戦いまで、大いなる熱量の英雄的で宇宙的な主題を繰り広げる。どの宙域も、空中戦と完璧に噛み合う叙事的な気概に脈打つ。この印象深い音の個性は、スターフォックスの伝説と切り離せない。
ポリゴンによる3D空間をレール上で駆け抜ける本作は、スーパーFXの先駆けとして、空間の把握、敵弾をいなすロール、そして編隊の指揮を要に据えている。角ばった描画は時代を感じさせるものの、テンポの妙と映画的な空間演出はいまも引き込む力を失っていない。家庭用機における3Dシューティングの第一歩を味わううえで、本作はなお独特の趣をたたえている。
ポリゴン3Dでアーウィンを操り、障害物を縫い、敵編隊を撃ち落とす——この技術的離れ業は、本機に新たな時代を開いた。レール式のアクション、堂々たるボス、色とりどりの仲間が即座に引き込む。突入の感覚と切れ味あるテンポが奮い立たせる。大胆で壮観な先駆者であり、一世代を刻んだレールシューターだ。
3Dのトンネルへ飛び込み、弾幕をかわし、ボスを粉砕する——その操縦の高揚を、ステージごとに味わい直せる。分岐ルート、塗り替えたいスコア、隠し通路が、すべてを見ようとやり直しへと駆り立てる。技術的には古びても、この先駆的なレールシューターは、その勢いと一瞬で掴む引きの強さを丸ごと保っている。