The Legend of Heroes: Trails of Cold Steel IVのレビュー
帝国の四部作の頂点であるこの一編は、物語のすべての、巨大な顔ぶれを、大陸の尺度の、最後の対決へと収束させる。絵作りは、全面戦争を包むために、三次元の描写をさらに広げる。荒廃した戦場、包囲された要塞、燃え上がる空、そして巨大な軍勢。
ファルコム・サウンドチームjdkは、この篇の終幕を音の頂へと押し上げる。広がりのあるシンフォニックロック、英雄的な主題、ひそやかなバラードが、膨大な筋立てに沿って連なる。電撃的な戦闘曲は大規模な衝突に呼吸を与え、人物のライトモチーフは再会のように立ち返る。物語の重みに見合う、雄大なオーケストレーションだ。
壮大なサガの頂点となる本作は、長い年月をかけて描かれてきた数十人の英雄が集い、大陸を呑み込もうとする「夜」に立ち向かう。仲間との絆、犠牲、政治の駆け引きが類まれな密度で絡み合う。これまでの物語を歩んできた者にとって、再会と別れの一つひとつが他に類を見ない重みを帯びる。
エレボニア大編の締めくくりたる本作は、膨大な群像を集結させ、これまでの各編で積み上げた数十時間分の筋を一挙に収束させる。支援要請や釣り、任意ダンジョンに加え、釣り合いを取るべき巨大な一団の運用まで重なる。長年仕込まれた終幕で忠誠に報いるその記念碑的な長さが、シリーズ屈指の意欲的なマラソンに仕立てる。