Trials of Manaのレビュー
菊田裕樹が自らのテーマを再訪し、録り直す。原曲の情感に、生演奏のアレンジの温もりが重なる。牧歌的な旋律、オーケストラの高鳴り、忠実なリプライズが、よみがえった郷愁で冒険を包む。クラシック版と現代版を切り替えられることが、この再生を耳の悦びにしている。
六人から三人を選ぶ選択は仲間だけでなく演出や最終ボスまで変え、再挑戦を強く誘う。本筋の先には上級クラス、練り上げるスキルツリー、新規の追加章が相当な層を加える。組み合わせに基づくこの周回性が、アクションRPGリメイクの寿命を支える。