Ultimate Action Triple Packのレビュー
華やかなテレビ番組のように撮られたレース、演出された爆発、記念碑的な破壊──コースが、パニック映画の撮影現場へと変わる。演出の濃度とエフェクトの輝きが、絶え間ない見世物をつくる。切れ味よく洒脱なこの視覚の奔放さが、レースのひとつひとつを痺れさせる。
ジェイソン・グレイヴスの手による音楽が、旋律よりも有機的な打楽器と張りつめた音層を重んじ、骨の髄に響くサバイバルの空気を植えつける。ララの試練の一つひとつが、剥き出しで没入的な緊張に脈打つ。大胆で息詰まるこの音の個性が、ヒロインの再生を見事に支える。
アクションの大作三本を一つの媒体にまとめ、冒険、射撃、オープンワールドの何十時間もを、気分に応じて味わえる。世界を行き来し、三つの印象深い体験を巡る快感が、多彩で気前のよい楽しさをもたらす。豊かで充実し、即座の楽しさのために作られた、大作を安く渡り歩きたい人に最適な箱だ。
複数の大型アクションサンドボックスを一つの箱に束ねることが、次の目標を欠くことなく犯罪都市から別の都市へと移れる遊び場の多彩さを与える。任務、寄り道、自由な混沌が意欲を絶えず煽る。一部の要素は古びたが、世界の累積した規模とその自由が、手放しがたい吸引力を保つ。
骨太なアクション三作が一つの装丁にまとまり、それぞれ独立した物語を頭から終わりまで続けて遊び通せる。異なる世界を渡り歩き、収集品を狙い、より高い難度で再挑戦するほど、途切れることなく時間が積み上がっていく。一枚で末永く遊べる詰め合わせとして今も根強く好まれている。