Ace Combat 6 - Fires of Liberationのレビュー
プロジェクトエイシズはついに空を住まわせる。友軍と敵機が数百機、同じ空域を埋め、飛行機雲が交差し、対空砲の煙が広がり、地上から火柱が立つ。戦況は水平線の端から端まで見渡せる。機体はリベット単位で作り込まれ、風防に雲が映り、舵面は操作のたびに目に見えて動く。
小林啓樹の手による音楽は、稀有な劇的広がりの映画的なオーケストラで空中戦を昇華させる。叙事的な合唱を伴う壮大な「The Liberation of Gracemeria」が、圧倒的な強度へと昇りつめる。シリーズの頂たるこの交響的な豊かさが、どの任務も一大軍事スペクタクルへと変える。
強力な戦闘機を操り、何百もの機体が空で総力戦を繰り広げる、壮観な規模の空中戦へ飛び込む。操縦し、標的をロックオンし、敵へ舞い降りる感覚が、大きなスリルをもたらす。切れ味鋭く没入感があり、壮大。見世物とドッグファイトのアドレナリンにすべてを賭けた、空戦ゲームだ。