Animaniacsのレビュー
コナミは原作アニメの線を、つなぎの動きに至るまで正確に写し取っている。伸び縮みするシルエット、太い輪郭、テレビアニメらしい色。面の舞台は撮影所、怪奇映画、西部劇、おとぎ話へと移り、そのたびに絵柄は作品自身のものではなく、戯画化されている当の様式へ合わせて描き直される。
音楽も絵と同じだけ戯画に徹する。アニメ調の管弦楽、転ぶたびに合いの手を入れる金管、怪奇の面ではチェンバロ、西部の面では生ギター。コナミはこの手つきを、画面上の笑いの間に音の強調を合わせるところまで押し進めた。おかげで作品の呼吸は横スクロールというより短編映画に近い。