Another Century's Episode 2のレビュー
続編は、戦いのただ中での変形に賭ける。バルキリーは遊び手の眼前で戦闘機から人型へ移り、他の機体は翼と推進器を広げ、増えた登場機が同じ空でさまざまな大きさを交える。フロム・ソフトウェアは操縦を練り上げ、高速の形態変化を読み取れるものとし、輪郭の多彩さをこの一作の見せ場とする。
この一作は決定的な一歩を踏み、各シリーズの原曲主題を呼び戻す。第一作が器楽編曲で済ませたのに対し、続編はファンがテレビで知るままの楽譜を取り戻し、任務の見せ場をその高まりに合わせる。絶頂の瞬間に本物の主題が鳴ることが、戦いの郷愁をいっそう深める。
物語は、エウレカセブンをはじめ新たなシリーズの参入で厚みを増し、操縦士どうしに新しい絆を結ばせる。筋は行動に従いつつも、対極の世界から来た乗組員の出会いや競り合いをより多く織り、それぞれに存在の場を数場面ずつ与える。第一作の融けた世界は、ここで住人と交差する小話を増やす。