Atelier Totori - The Adventurer of Arlandのレビュー
アーランド二作目にあたる本作は、アトリエを取り巻く世界を大きく開く。トトリは作業台を離れ、消えた母を追って、平原、海辺、地下迷宮と新たな地方を歩む。美術はより広い冒険の地図を広げ、探索と旅が研究室の心地よさに勝りながら、筆致の柔らかさは何一つ損なわない。
音楽は、遠くへの呼び声に従う。第一作の家庭的な主題に代わり、道の調べ、行進の旋律、夢見るような動機が、探検家となった見習いに寄り添う。楽曲は旅に、誰かを探して遠くへ発った少女の、柔らかな郷愁の色を差し、新たな土地のひとつひとつが、旅路に自らの色を添える。