Resident Evil 5のレビュー
アフリカの照りつける太陽、彩度の高い光、生々しい対比──本作は、緊張を少しも損なうことなく、恐怖を思いがけない陽光の舞台へと移す。グロテスクな敵のデザインと映画的な演出が、見る者を圧倒する。丁寧で華やかなこの視覚演出が、アクションサバイバルを現代化する。
音楽は、アフリカの打楽器と声から汲む。打ち鳴らす太鼓、感染した群衆の甲高い叫び、マジニの喉を鳴らす歌、民族楽器が、キジュジュの照りつける陽に貼りつく音の素材を成す。都市の章の凍てついた音とは違い、張り詰めて有機的なこの部族の律動が、沈黙ではなく敵意ある共同体の喊声で脅威を高め、恐怖を明確な土地に錨づける。