Bloodstained: Ritual of the Nightのレビュー
コジ イガラシは、城の絢爛たる幻想を二・五次元の画面で取り戻す。人物も背景も立体で作られ、横の面に展開される。荘厳な広間、ステンドグラス、シャンデリア、木彫が金色に滴り、ミリアムはその呪いを肌に帯びる。体の表に浮かぶ結晶が、吸収する力の触媒だ。豊かで細やかな悪魔の図鑑が、この作り手の幻想の絵づくりを受け継ぐ。
山根ミチルが、このメトロイドヴァニアへの賛歌のために『悪魔城ドラキュラ』のゴシックな鉱脈へ立ち返る。荘厳なオルガン、チェンバロ、バロック調の弦、鋭利なギターが、呪われた城のひとつひとつを彩る。悲劇的かつ英雄的な旋律が探索に拍子を刻む。この陰鬱で洗練された空気が、隅々まで探る喜びを育む。
十八世紀、錬金術師たちは己の力を保つため悪魔を呼び出して災いを起こし、人間の実験体である破片使いに、魂を吸い込む結晶を刻む。その一人ミリアムは目覚め、ゲーベルと対峙する。同じ病に体を覆われ、悪魔の城を出現させたかつての仲間だ。二人の決闘の裏には、破滅を退けるため無辜の者を犠牲にした学問の、罪の意識が隠れている。