Bucky O'Hareのレビュー
コナミが描くのは、互いにまったく違う輪郭を持つ擬人化された動物たちの一団だ。緑の兎、猫、小熊、鴨。それぞれに固有の配色と動きが与えられる。渡る四つの惑星は有機的な密林、氷、炎、宇宙基地と絵の主題を丸ごと切り替え、ボスは多数の可動部として身を広げる。
書法は同社らしい密度で三声を使い切る。よく動く低音、途切れない対旋律、複数の部分で組み立てられた旋律。惑星ごとに主題が置かれ、和声の色ははっきり描き分けられる。ボスの楽曲は速度を上げるのではなく、声部を少しずつ重ねることで強度を高めてゆく。