Capcom Classics Collectionのレビュー
盤はカプコンの筐体の黄金期を集め、その社風を明かす。作から作へと同じ筆致が読める。輪郭のくっきりした厚い小絵、はっきりした色、表情ゆたかな動き。魔界村の下着姿の騎士から、ファイナルファイトの殴り屋、1942の飛行機、初代ストリートファイターの決闘まで。八十年代に鍛えられたアーケードの作画の署名だ。
音の面では、詰め合わせはカプコンの店の忘れがたいチップチューンの繰り返しをよみがえらせる。1942の急き立てる主題、魔界村のしつこい行進、ファイナルファイトのリフ、初代ストリートファイターの最初の賛歌が、遊びのあとも長く記憶で回る。
カプコンのアーケード筐体を一枚にまとめた選集——ベルトアクションからシューティング、格闘まで、どのタイトルも一瞬で再開でき、即座のレトロな楽しさを味わえる。多彩さが好奇心を保ち、多人数モードが往年の和やかさをよみがえらせる。懐古する人にも好奇心旺盛な人にも、黄金期の痛快な凝縮だ。
数十ものカプコンのアーケード筐体を一枚のディスクにまとめた本作は、ベルトアクションからシューティングまで、探り尽くせないほどの内容を差し出す。どのタイトルもハイスコアを狙い、特典を解放し、名作を何度でも遊び直したくなる。懐古派に向けたこの太っ腹な詰め合わせが、何時間も味わえる一品にしている。