Clockwork Knight 2 - Pepperouchau's Adventureのレビュー
CGで描かれた玩具の世界、機械仕掛けの自動人形、オルゴールのような背景──本作は、どこか古風で魅惑的な時計仕掛けの世界を広げてみせる。事前演算されたキャラクターの丸みと温かな光が、やさしさにあふれている。丁寧で幻想的なこの視覚演出は、愛らしい異色作と称される。
子供部屋という舞台が、オルゴールのような楽器編成を呼び込む。チェレスタ、木琴、撥弦、小さな打楽器が、ぜんまい仕掛けの玩具から零れ落ちたような主題を組み立てる。屋外の面では金管と輪郭のはっきりした律動が引き継ぎ、曲は広がりを増すが、掌の中の魔法は損なわれない。