Corpse Party - Blood Covered - Repeated Fearのレビュー
5pb.は意図して幼く見える点描を選ぶ。見下ろし視点の小さな体と大きな瞳。その分だけ、床板に赤い塊となって飛び散る血の暴力性が増していく。学校の廊下はほとんど同じ姿で反復し、灯りの反射や横たえられた亡骸だけがわずかな目印になる。
音づくりの要は両耳録音にある。背後の足音、右へ左へずれる呼吸、うなじの後ろで軋む扉。音楽はしばしば低いうなりと調子の外れた数音の鍵盤にまで痩せ細り、恐怖の大半を耳当てそのものに委ねてしまう。
ある儀式の果てに呪われた学校に閉じ込められた高校生たちが、死が容赦をしない場所の恐怖を知る。一切妥協のない日本のホラーとして、民間伝承、喪失、そして残酷さを、真正面からの暗さで綯い交ぜにする。レトロな絵の裏で、その音の演出と凍りつくような筆致が、本作を印象深い悪夢に仕立てる。