Daimakaimuraのレビュー
日本版は原画の生々しさをそのまま残す。二拍で土を破って現れる死者、緑がかった肉、廃墟の上に広がる血の色の空。怪物の動きの周期はあえて途切れがちに作られ、操り人形のようなその歩みが不気味さを増す。角を丸めない、覚悟の決まった怪奇趣味。
陰鬱な墓場のテーマに導かれ、カプコンの音楽は、不穏でありながら心躍るゴシックの空気で、アーサーの地獄を包み込む。生き生きとして記憶に残る旋律が、この冒険の伝説的な難しさを際立たせる。品格あるこの音の空気感は、いまもこのアクションの名作の戦慄と切り離せない。