Dancing Stage Feverのレビュー
リズムゲームの礎たる現象であるコナミの選曲は、疾走するユーロビートと、ダンスマットのために仕立てられたダンス曲を積み重ねる。どの曲も、休む間もなく足を拍子へと駆り立て、正確さにアドレナリンの高まりで報いる。抗いがたいこの過剰なまでの熱量が、世界中を踊らせた。
ノリのいいポップとエレクトロの名曲に合わせ、息が切れるまで床の矢印を踏み続ける——ここでは体ぜんぶが遊び手だ。絶妙な瞬間にステップを踏めば即座に高揚し、大勢の相乗効果が一戦をショーに変える。体を使い、お祭り騒ぎで、人にうつる。居間を一瞬で動き出させるリズムゲームだ。
矢印を拍の上にぴたりと踏む——その瞬間に走る身体的な快感が次の曲を呼び込む。難度を上げ、より高いランクを狙い、楽曲を解放していく上達を、身体がセッションごとに実感する。専用マットは欠かせず一部の選曲は古びているが、リズムと動きが交わすこの対話の引き込む力は今なお健在だ。
リズムが指より先に脚へと伝わる感覚が、ダンスゲームに、最初のステップをはるかに超えて延びる上達の道を与える。振り付けを覚え、難度を上り、スコアを磨くたび、またマットに上がりたくなる。本当の天井を持たないこの身体的な習熟が、ダンサーが何か月も育てる寿命を生む。