Darius IIのレビュー
タイトーのズンタタの手による音楽は、アンビエント、プログレ、水中の音層を織り交ぜ、催眠的で浮遊感のある音の体験を生む。喧しいシューティングとは程遠く、作品の深海に寄り添う、奇妙で深い空気を醸し出す。大胆で心奪うこの唯一無二の音楽の個性は、いまもジャンルの頂であり続ける。
水生のボスを擁する横シューティングが、分岐ルートのシステムと、撃つほどに進化する武装を携えて帰ってくる。敵の波を縫って進路を切り開き、機械の巨獣と対峙する快感が、絶え間ないアドレナリンをもたらす。切れ味鋭く濃密で気前がよい。この一作はシリーズの熱を余さず保つ、挑戦好きにうってつけの一本だ。