Dark Cloud 2のレビュー
温かなセルシェーディング、ひとつずつ再建されていく村々、表情ゆたかな生き物たち──冒険は、やさしさに満ちた色彩豊かな世界を広げてみせる。丸みを帯びたキャラクターと丁寧な光が、まるで遊べるアニメのようだ。愛らしく創意に満ちたこの視覚演出は、見事なほど美しく歳を重ねる。
音楽は、二つの時代の行き来を聞かせる。物語が時を旅するゆえ、音楽は過去と未来の色を対置する。古の世には明るく牧歌的な主題、脅かされた未来にはより冷たく機械的な音色。時代から時代へ移ると音の色調が変わり、いる時代は読む前に聞こえる。楽曲は時の跳躍を音楽の原理にし、時代のどれもが己の気分を歌う。
物語は、過去を変えて未来を繕うため、二人の子を送る。若き発明家マクシミリアンと、荒らされた未来から来たモニカは、皇帝グリフォンの暴虐の治世を防ぐため、幾世紀を隔てて力を合わせる。古の世に働きかけ、世界の暗い運命を書き換えることを望む。冒険は時の旅を道徳の梃子にする。かつて置かれた所作のどれもが、明日を変える。
自動生成のダンジョンを探索し、欠片を拾い集め、世界全体を再建する——アクション、収集、創造が絡み合い、目標が絶えず増殖するループを生む。武器を発明し、アイデアを写真に収め、街を築くことが好奇心に報いる。素材集めは重くのしかかりうるが、この冒険と建設の融合には驚くほど持続する吸引力がある。
果てしないダンジョン、アイテムの発明、写真、釣りと、本作・続編は、プレイヤーが数十時間も我を忘れるほどに仕組みを積み重ねる。未来を造り直し、武器を煮詰め、すべてを集めることが、絶えず冒険をよみがえらせる。あふれんばかりのこの濃密さと魅惑的なアートワークが、カルト的アクションRPGという地位を物語る。