Dead or Alive 5のレビュー
丁寧なリアリズムで造形された戦士たち、華やかな闘技場、練り込まれた光──テクモの格闘ゲームは、なめらかさと演出の双方に心を配る。干渉できる背景の豊かさとアニメーションの明快さが、見る者を圧倒する。洗練され躍動的なこの視覚の精緻さが、シリーズのグラフィックの名声を受け継ぐ。
音楽は、闘技場そのものの暴力に自らを重ねる。段から段への落下、電流の柵、炸裂する壁。音楽は舞台の危険の律動に合わせて膨らみ、跳ね上がる。シリーズの印である、これらの罠の区域だ。単なる背景ではなく、地面が武器となる瞬間を際立たせ、戦いと同じだけ、その噴出に寄り添う。