Devil Diceのレビュー
シフトによる風変わりなアクションパズル、デビルダイスは、サイコロを転がし積み上げる小さな悪魔たちを軸に、ミニマルで愛らしい美術を広げる。簡潔な盤面、面のくっきりしたサイコロ、丸い生き物、鮮やかな色が、機構に完璧に奉仕する、見やすくいたずらっぽい美学を成す。盤面の明快さとキャラの可愛さが、パズルの厳しさを和らげる。同ジャンルでは独創的な、端正で愛らしい映像。
デビルダイスの楽曲は、機敏なパズルを、遊び心あるリズミカルな電子の旋律で彩る。耳に残るビート、いたずらっぽい音色、サイコロが積み上がるにつれ緊張を高める主題が、集中に完璧に合わせた動的な伴奏を成す。この軽やかでやみつきになる音楽が、飽きさせず切迫感を保ち、対局を重ねたくさせる。ゲーム性の噛み合いに向けた、賢い伴奏。
デビルダイスは、抽象的なパズルを、軽やかでいたずらっぽい空想で包む。遊び好きな小さな悪魔たちが、遊戯的な世界で巨大なサイコロを操る姿を描く。重い筋はなく、機構が可笑しみあふれるカートゥーン世界の口実となる、このいたずらっぽい装いに、物語の魅力のすべてを託す。あえての軽やかさが、本作の人の好い調子に完璧に奉仕する。着想にふさわしい、最小限ながら愛らしい物語の枠組み。