ゴシックなオーケストラと猛るメタルを織り交ぜ、音楽が、洒落た熱量で、ネロとダンテの戦いを痺れさせる。奮い立たせる「Shall Never Surrender」と「The Time Has Come」が、スタイルと激情を煽る。シリーズに忠実なこの灼熱の音の個性が、どの対決をも過剰なまでのコンサートに変える。
Capcomの洒脱なアクションを高精細に持ち込み、DanteのかたわらにNeroを加えた、切れ味と技術性で大きなマルチ成功を収めたDevil May Cry 4。今も一般的で収集的関心は控えめだ。見つけにくい日本・アジア版はインポート好きを惹きつける。世代のアクション収集に手頃な一本で、価値よりシリーズの知名度に支えられる。