Disgaea 4 - A Promise Unforgottenのレビュー
アートデザイン
音楽
シナリオ
この四作目は、その風刺を選挙戦の図像でまとう。プロパガンダの貼り紙、演説の壇上、貼り出された標語、革命を掲げるペンギンの行進が、道化じみた政治の美学をなす。美術は魔界の征服を権力への競争へと置き換え、横断幕と演壇が、進んで地下迷宮の代わりを務める。
その反乱に呼応して、音楽は人を奮い立たせる賛歌の趣をとる。心を駆り立てる行進、鼓舞する高まり、結集を促す繰り返しが、ペンギンたちの蜂起を、可笑しみを倍加させる生真面目さで運ぶ。楽曲は決起の叙事詩を額面通りに演じ、政治の茶番を、金管全開の英雄的な壁画へと変える。
かつて恐れられた吸血鬼でありながら、いまや馬鹿げた約束に縛られたヴァルバトーゼが、腐敗した魔界政府に立ち向かう。奔放な笑いの裏で、物語は忠義、信念、そして矜持を、思いがけぬ誠実さで讃える。歯切れのよいこの風刺が、サーガの語りの才気を鮮やかに受け継ぐ。
魔物の軍勢を極限まで最適化し、議会を組み替えてボーナスや呪文を解禁し、再びアイテム界を厳選する。それ自体を貪るような戦術の循環がここにある。仕組みの組み合わせが新たな強さの高みを次々に開く。厳選嫌いには反復が待つが、システムの発想力が、戦略家を非常に長く引き留める。
マップ編集システムと再登場のアイテム界が、もとより巨大なやり込みをさらに膨張させ、レベルも能力も常識の彼方へ伸ばせる。ヴァルバトーゼの約束を果たしプリニーを鍛えるのは入口にすぎず、本番は無限の最適化にある。風変わりな笑いと戦術の濃密さが、本作を尊敬される一本にしている。