DoDonPachi Resurrectionのレビュー
西洋版は作品の周縁を整える。訳し直されたメニュー、長く通人だけのものだった仕様を説明する設定画面、そして最初から用意された縦画面表示と、横長の余白を埋めるために描かれた左右の意匠。この移植は、筐体を見たことのない客にそれを差し出す役目を引き受けている。
この移植は音源を選ばせる。基板そのままの版か再録音版か、さらに声と効果音と音楽の配分を細かく調整できる。同じ面を二通りで聴けば、筐体が圧縮していたものが聴き取れる。日本の外では稀なこの比較の機会が、サウンドを伴奏であると同時に研究対象へ変える。
見渡す限りの弾の波、Caveのこの『大復活』は、弾の地獄とコンボをめまいがするほど押し上げる。道のりは短いが、チェインシステムと固有のキャラが、無限の稼ぎの場を開く。短さは習熟の探求へと姿を変え、回避を重ねるたび、一周ごとにより高い段階を狙う。