Doom Eternalのレビュー
ミック・ゴードンは前作以上に音の攻撃性を推し進める。飽和したインダストリアルメタル、ドロップチューニングのリフ、歪んだグレゴリオ聖歌が、グローリーキルの律動に合わせて打ち鳴らされる。音楽は戦闘の狂熱に呼応し、スレイヤーが怒りを解き放つほどに膨れ上がる。発散の道具として設計された、凶暴かつ精密なこのサウンドは、いまやジャンルの指標となった。
コントローラーを握れば、驚くほど見やすい戦闘の振り付けが立ち上がる。チェーンソー、火炎放射、グローリーキルが資源の循環を生み、絶え間ない移動を強いる。すべては照準の精度とアリーナの読みにかかる。映像は削られても60フレームで本質は健在。今なお屈指の歯ごたえと爽快感を誇る一作だ。