Double Dragonのレビュー
テクノスはこの分野の語彙を据える。斜め見下ろしの街路、寸胴の絵、耐久度に応じて色を変えて繰り返し現れる敵。倉庫、空き地、工場といった街の背景はくすんだ配色を保ち、地面から拾い上げた得物は、人物の手のなかにはっきりと描き出される。
主題は輪郭のはっきりした旋律を均等な低音が支える形で組まれ、短い動機は一度で耳に残る。面ごとに一曲が置かれ、いまやこの系列と切り離せなくなった冒頭の主題が、街を舞台にした決然とした調子を最初に据えてしまう。
拳と蹴り、そして敵から奪ったバットで、敵意に満ちた通りを練り歩く——このベルトスクロールが、ひとつのジャンルの礎を築いた。殴り、つかみ、投げる快感は直接的で、発散になる。二人なら裏社会の一掃は分かち合う喜びとなる、最後の一人をめぐる友好的な奪い合いはあれど。切れ味鋭いカルトの大黒柱だ。