Drag-on Dragoon 2 - Fuuin no Aka, Haitoku no Kuroのレビュー
前作ほど荒々しくない続編は、その音の混沌を、より旋律的な管弦楽の主題で和らげつつ、不安げな異様さを捨て去ることはない。音楽は、抑制された荘厳さで、物語の暗さに寄り添う。この濁って劇的な空気が、シリーズの不穏ながら魅惑的な個性を受け継ぐ。
大変動から数年、理想に燃える若き騎士が、平和を守るはずの組織の裏側を知る。前作ほど過酷ではないが、それでもなお悲劇的なこの物語は、義務、裏切り、そして暴力の連鎖を問いかける。古典的な装いの下に紛れもない暗さを宿す、不遇の続編だ。