Dragon Age IIのレビュー
カークウォールは奴隷商の過去の上に建つ。叫ぶ顔の青銅像がそこかしこに立ち、門には鎖が彫り込まれ、建築は通行人を圧し潰す。画風も様式化され、面長のエルフ、偶像のように描かれた角のあるクナリ、誇張された血飛沫を上げる剣戟が並ぶ。都市そのものが十年かけて老いていく登場人物になる。
楽曲は三つの幕を三つの気候として辿る。到着と一旗揚げの色を帯びた最初の年月、街が割れるにつれ張り詰める弦、そして魔術師と神殿騎士が口を利かなくなれば重い金管と打楽器。家族に結び付いた主題は幕ごとに楽器を一つずつ失って戻り、支払われた代償を測る物差しになる。
全ては尋問を受けるヴァリックの語りであり、その証言が嘘であることは冒頭で示される。最初の戦いは無双の英雄として演じられ、尋問官が遮って真実を求めると、場面はより慎ましい姿で演じ直されるのだ。この伝聞の枠組みが省略を正当化し、プレイヤーを伝説が捏ねられる現場の証人にする。