Dragon Age - Origins - Awakeningのレビュー
この拡張は、超自然を画面に招き入れる。死者の腐りゆく体に宿った霊ジャスティスが英雄の傍らを歩み、ブラックマーシュは病んだ緑に浸された霊の異界へと傾く。本編があの世を遠ざけていたのに対し、この追加は、生者と夢の領域とを隔てる境目の透けやすさを見せる。
より絞られた脅威に対し、音楽は武張った直截な佇まいをとる。本編の長い哀悼は消え、灰色の守護者の指揮官は突撃を率い、楽曲もそれに従い、力強いリズムと決然たる金管が、嘆くのではなく前へと押し出す。拡張は、荘厳さより鋭さの勝る、遠征のような勢いを得る。
灰色の守護者の指揮官へと昇格した英雄は、指導者の重荷を背負う。壊滅した騎士団を立て直し、仲間を集め、アマランサインの領地を治めるのだ。冒険は指揮の板挟みで頂点に達し、要塞を守るか都市を救うか、一方は他方を代償にして選ばねばならない。ここでは統べることが、戦うことに劣らぬ重みを持つ。