Dungeons & Dragons - Mystara Eiyuu Senkiのレビュー
この集成は、ゲームセンターの絵素材の頂の一つを保つ。一筆ずつ描かれた英雄たち、ずんぐりした小人、衣をまとう魔法使い、鎧の戦士が、卓上の役割演技から引かれた怪物、赤い竜、眼球の怪物、不死の王と相まみえる。塗られた背景は森、洞窟、城塞都市を、戦役の書の頁のように繰り広げる。
音楽は、ゲームセンターの幻想譚の譜面のように鳴る。地下迷宮の入口の勇壮な角笛、骸骨が湧く際の急く弦、竜を前にした壮大な連打、そして至る所で即座に報いるジングル。開いた宝箱、拾った財宝、越えた段階が、幸運の賽の一振りのように局面を句切る。当時の合成の管弦は、素朴な勇ましさを保つ。卓上の役割演技の卓を、ゲームセンターへ移したそれだ。