Fantasy Zoneのレビュー
ここで目を引くのは店の画面だ。面の途中で空飛ぶ商店が開き、大きく描かれた店主と、陳列窓のように並べられた品々が現れる。行動の只中に別の語法が割り込むのだ。面そのものは区域ごとに淡い色の系統を変え、破壊すべき拠点は軍事施設というより植物のように地面から生えている。
店の曲は残りとの落差を意図して作られている。速い作品の只中で速度が落ち、和声が緩む。買い物の画面が、耳だけで分かる息継ぎに変わるのだ。他の曲は楽句を絶え間なくつなぎ、この機種の音源は、筐体に比べて失われた響きの豊かさを、旋律の見通しのよさで埋め合わせる。
愛らしい自機オパオパをパステルの世界で操り、可愛い敵を撃ち落とし、稼いだ金を武器屋で使い果たす——この全方向シューティングは、空想と陽気さを呼吸している。あらゆる方向へ動ける自由と、その場で買う強化が、みずみずしい楽しさをもたらす。色鮮やかで賢く、抗いがたいほど魅力的だ。