Fire Emblem - Awakeningのレビュー
管弦楽の高鳴りと、ボーカル主題「Id (Purpose)」に導かれ、本作はどの戦いをも叙事詩の高みへと引き上げる。音楽は戦術の緊張を際立たせ、犠牲を壮大に彩り、プレイヤーの選択を奮い立たせる。シリーズ全体を蘇らせたこの交響的な荘厳さは、長く記憶に刻まれる。
盤上でユニットを動かすことが、これほど引き込まれるものになったことはない。武器の三すくみ、二人がかりの連携、キャラ同士に結ばれる絆が、あらゆる決断に確かな重みを与える。調整できる難度と任意の永久戦死が、奥深さを損なうことなく戦術ジャンルを誰にでも開く。稀有なほど洗練された仕組みは、今も変わらず病みつきにさせる。
ユニットを配置し、武器の三すくみを突き、絆を結んで戦場のペアを強化していく――その戦術では、制したマップごとに次のマップが呼んでくる。英雄を結婚させ、その子を継ぎ、完全制覇を狙う楽しさが、執着を再びかき立てる。ロストは緊張を強いるが、戦略と人間関係のこの妙が、恐るべき吸引力を放つ。
クロムの軍を率いてリザレクトに立ち向かう戦いは、死が取り返しのつかないものとなり、一人ひとりが重みを持つ、長い戦術戦へと身を投じさせる。キャラ同士の絆、外伝の章、そして充実した配信内容が、冒険を幾時間にもわたって延ばす。シリーズを蘇らせたこの戦略の濃密さが、戦術好きが大切にする寿命を説明している。