Fire Emblem - Fuuin no Tsurugiのレビュー
この機械での第一作にあたる本作は、まだ抑制の効いた体裁を定めている。要点だけに削られた地図上の駒、作戦地図に近い緑と茶の配色、後年の作より短い戦闘の演出。線のはっきりした胸像の立ち絵が表情の大半を担い、他の部分の慎ましさを補っている。
再び辻横由佳の手による『封印の剣』の楽曲は、温かな英雄的主題と、古典的な趣の心躍る行進を繰り広げる。音楽は、戦術的な選択の一つひとつの重みと、ロイの運命を、色褪せぬ気高さで際立たせる。日本専売のこの音の広がりは、シリーズの愛好家を喜ばせる。
物語が追うのは、日本の遊び手には馴染みの英雄の息子だ。指揮を執るには早すぎる年齢で前線へ送り出され、動機が終盤まで明かされない帝国と向き合うことになる。脚本は戦役の遅さを引き受け、迷い、寝返る諸侯を描く。人類との訣別を望む王の意志は、一つの予言に根ざしている。
日本国内にとどまった三部作の第一作。このターン制の戦いは一切容赦しない――倒れたユニットは二度と戻らないのだ。新兵を育て、一手一手を慎重に量り、次のマップをもぎ取っていく――絶え間ない愛着の緊張感が生まれる。手強い難易度と無慈悲さに尻込みすることもあるが、一つひとつの命を計算するこの感覚は、深く心をつかんで離さない。
五十人を超える仲間を集めつつロストの緊張と向き合うには綿密さが要り、試行と思考の時間が膨らむ。ロイの対ベルン戦を長い章で進め、兵種を変え、完璧な進行を探る周回性は粘り強い。日本専売のGBA初代として、歴史的節目の風格を今も保つ。